地獄が爆発?!それは血の池地獄・・・

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血の池地獄・・といえば怪談話にも出てきそうな地獄の名前です。「かまど地獄」という名前は、ちょっとユーモラスな感じがしますが血の池地獄は、おどろおどろしい感じがあってまさに地獄名にはぴったりです。まるで血を連想させる理由には、海地獄のように水の色が血の色をしているのからです。自然がなせるわざとはいえ、かつて昔の昔1000年以上の人たちは地獄を連想したであろう自然の織り出す噴気や熱湯そして熱の泥などが、昔は忌み嫌われた土地だったとか。

温泉が皮膚治療に効果あり?

「地獄巡り」の中にある地獄の中で、国の名勝に指定された4の地獄は平成21年のことです。これは大分県にある耶馬溪は国の名勝に指定されたのが大正12年なので、実に86年ぶりになる大分県の名勝として指定となりました。あれだけ1000年もの昔から、いえそれもよりもさらに大昔の天平5年(733年)の「豊後風土記」にも温泉の描写として登場しているほか、「万葉集」にも登場しています。古い文献には「赤温泉」という形で述べられていますが、ふるい文献にも登場する程「血の池地獄」の歴史は大変古いので、逆に今まで国の名勝に指定されていなかったことのほうに驚くほどです。

血の池地獄

地球は生きている!!と改めて感じるのには、やはり血の池の起こしてきた爆発です。発見された当時は「赤池」や「赤温泉」と言われてきました。なぜに赤い色をしているのかというと、酸化マグネシウムに酸化鉄が多く含まれた赤くて熱い泥を噴出するからです。やがて中国から仏教思想が到来したことで、仏教思想の地獄観から「血の池地獄」と呼ばれるようになりました。

そしてこちらの「血の池地獄」かつてはたびたび爆発を起こして、周辺の山々に被害をもたらしてきましたが血の池地獄の爆発を防ぐ目的で、攪拌作業を始めてから爆発は起きていないので観光地としても安心してみることができます。攪拌する前までにどれぐらい爆発を起こしていたのかと言うと、明治時代には6回大正時代に1回そして昭和時代にも2回爆発を起こしています。まさに地球は生きていて温泉は地球からのプレゼントだと感じます。

その中でも昭和2年(1927年)に発生した大爆発は、記録によると高さが220ミリメートルまでにもなる大爆発だったとかで、「血の池地獄」の持つエネルギーを感じます。「血の池地獄」の広さは1300平方メートルで深さは粘土質のためもっとも深い部分に関しては不明ですが、深度はだいたい30メートルぐらいだといわれています。地下の高温そして高圧下で、自然に化学反応が発生したことで生じる酸化マグネシウムそして酸化鉄が、赤い熱泥が地層から噴出することで堆積しているために、池の色が赤く染まっている様子はまさに「血の池地獄」です。

真っ赤な色をした「血の池地獄」は、日本最古ともいわれる天然の温泉ですが「血の池地獄」の特徴にもなっている赤くて熱い泥を使って、皮膚治療薬があります。「血ノ池軟膏」として販売されていますが、戦前から受け継がれている皮膚病のための軟膏でかつては軍人さんが傷薬の代わりに血の池地獄にやってきて泥を取りに来ていたとか。薬効成分には硫化マグネシウムが含まれているので、皮膚病のやけどやしもやけそしてニキビなどに有効で、硫黄成分が皮膚病によく効くとか。こちらも「血の池地獄」の売店で名物のお土産になっている商品です。

こちらの「血の池地獄」でもどんな温泉質なのか、試してみたくなりますが「血の池温泉」も足湯があるので足湯で温泉質を楽しむことができます。血の池地獄の源泉からそのままひかれている賭け流しの血の池足湯に足をつけて、日本で天然温泉最古の温泉を楽しむことができます。