赤があれば白の地獄もあります

※当サイトは公式サイトではございません。

「海地獄」の色はといえば、青。コバルトブルーのような真っ青なブルーが広がるまるで海のように見えながらも、もちろん熱湯の温度は地獄。そして赤い色が一面に広がり、今でこそ赤い泥土の正体が分かっているので怖くはありませんが、昔は地質もはっきりとしていない頃にはきっとおどろおどろしい光景に見えたであろう「赤地獄」。赤地獄があれば白もあります。

一風堂のラーメンに「赤丸」「白丸」とあるように、もちろん別府が誇る観光地の「地獄巡り」にも「赤地獄」があれば「白地獄」もあります。もちろん「赤丸・白丸」のように白丸は原点のいっぱいという一風堂の創業当時の味を大事に受け継いだ味で、赤丸は正統派とは違った革新の味の豚骨ラーメン。ラーメンのように食べるわけにはいきませんが、白池地獄は赤地獄とは違ってこじんまりとした地獄ですが白池地獄ならではの味わいがある地獄になっています。

白池地獄

白池地獄も血の池地獄などと同じく、国の名勝に指定されました。こちらの「白池地獄」を一言で言うなら「和」のテイストが溢れています。そしてこちらの「白池地獄」には他にも見所があります。それは美術品です。大分県の郷土美術が展示されているからです。他にも、大分県指定重要文化財の国東塔もあるほか、一遍上人の像も建立されています。一遍上人は現在の「鉄輪」を音連れたときに、荒地獄に悩まされたことを知って上人自らが大蔵経を一字一石に書写します。そして書写したものを地獄に埋めたことで、荒地獄を静めて別府温泉郷の開発の礎を築いたといわれています。

和風テイスト溢れます

「和」のテイストが大好きな方には、こちらの白池地獄でぜひ一句読みましょう! せっかくなので私も一句、白池を見てよんでみました。「白い池や みているうちに 脳内しろ」字余り。

こんなちびまる子ちゃんの、ともぞう心の俳句のように好きな句を読んだら、ぜひ東屋で句を投句しましょう~ 俳人でもなければなんでもない、ただの一般人だからこその楽しみ方のひとつで旅の想い出にもなります。ちょっと俳句を読んだりすると、旅の思い出としてより「白池地獄」の思い出が深くなること間違いありません。

そして「和」のテイスト溢れる白池地獄には、熱帯魚も飼育されているんです。ワニ地獄やカバを飼育しているのと同じように、こちらも温泉熱を利用しての熱帯魚の飼育です。なかなか普段見ることができないかなり大きなピラニアも飼育されているので、獰猛な顔つきなどもしっかりと目に焼き付けておきましょう。水族館はかなり年季の感じる建物ですが、アマゾンに生息してい巨大なピラルクの剥製も展示されています。

見え方によっては、青白くも見える白池地獄ですが、熱泉が出るときには透明の無色ですが、池に落ちると圧力の低下と温度の変化で青白くなるという不思議な現象に変化します。和風庭園を背景にして、青白く見える池からモクモクと湯気が立ち上る風景はこれまたとても風情溢れる光景になっているので、この和風庭園を見ながらぜひ一句。

そしてこの「白池地獄」も地獄めぐりの中で、国の名勝指定されている4ヶ所の地獄のうちのひとつになっているので、時間に余裕がなくてもぜひ名勝指定の地獄4ヶ所だけはぜひ巡ってみてください。数ある地獄巡りの中でも、いちばんこじんまりとしているのが「白池地獄」なので、ゆっくりと落ち着いた雰囲気です。「和」のテイストに加えて「レトロ」な感じもたっぷりの白池地獄になっています。